アクア

トヨタの量産タイプの小型ハイブリッド車

アクアは、トヨタが2011年より販売する量産の小型ハイブリッド車で、2003年に生産を終えたプリウス以来の「5ナンバ」サイズの小型の5ドアハッチバックボディのハイブリッドカーとしてよみがえりました。
2012.3に北アメリカ・オセアニアなどの各市場でも発売されましたが、車名は「プリウスC」の車名で親しまれています。
車名のアクアはラテン語の「水」を指し、「透明で清潔な印象」を想起させ、水の如く自在に形状が変わる多様性を持ち、これまでのハイブリッドカーの既成概念に捉われずに、広範囲により多くの人に親しんでもらえるようにとの願いを込めて命名されました。

海外で親しまれている「プリウスC」のCは「City」を意味し、市街地でも小回りが利くプリウスファミリーの弟分という位置づけです。
アクアは発売開始時以来「世界に冠たる低燃費」がうたい文句で、カタログ値ながら初代の全グレードの燃費は35km/L以上でした。
2013.11に発売された改良タイプの全グレードの燃費は37km/Lに向上しており、国交省が選んだ「低燃費の乗用車BEST10」において普通・小型車部門で1位の栄誉に輝きました。

アクアの内装と運動性能

プラットフォームはヴィッツなので基本的にチープさは止むを得ないところですが、アクアは車両価格が高い分ヴィッツそのままではなく、色使いやダッシュボードデザインの随所に工夫が見られます。
アクセルは素直なレスポンスで扱いやすく、ノイズがやや気になりますが加速は滑らかです。
ただ、ブレーキについては若干難があり、スポンジーな感触がありキュッと反応してくれる機敏さがありません。
燃費についてはプリウスと同様に、渋滞にかかっても燃費に変動がないハイブリッド車の大きな魅力が存分に発揮されます。

高い評価の反面厳しい意見も

2017.6にマイナーチェンジがされたのですが、大きな変更はされませんでした。
アクアの魅力は何と言っても低燃費な点で世界トップレベルという広告に偽りはありません。
他車から乗り換えた方には、給油回数が半減したという声も多くあります。
エンジンを始動させる際の音が静かで、マンションの駐車場から夜中に出庫する際にも気にせずに済みます。

また、小回りが利き、運転しやすく、慣れないパーキングの駐車でも苦労しなくて済む点も魅力です。
さらに、ボディカラーのバリエーション多彩さと可愛いデザインが女性にも大好評です。
ただし、コンパクトカーとしては高めに設定された価格や、価格をギリギリに抑えようとした結果、標準装備のインテリアがチープになっていることに厳しい意見がきかれます。
チープさについてはオプションで補うしかないのですが、価格面で言えば、ハイブリッド車ですので抑えられた価格ともいえるのです。
競合車としてガソリン車のコンパクトカーと比較する、高く感じてしまいます。
全体としては、高い評価が多いですので、購入後は満足度の高い車種です。

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