フリード

「ちょうどいい」がコンセプトのホンダのミニバン

フリードは、ホンダが販売する6人乗りのミニバンで、初代モデルは2008年に販売が開始されました。
以前、ラインナップにあったモビリオとモビリオスパイクを合わせる形の後継車種で「コントロールしやすいボディの大きさと室内スペースにも余裕のあるコンパクトなミニバン」として売り出されました。
ミドルサイズのミニバンは少々ボディや車内が大き過ぎて持て余すと考える層をメインターゲットに定めて開発が進められました。

2代目は2016年にモデルチェンジされ「大勢で乗っても低燃費で走りがいい」をキャッチフレーズにしている通り、ハイブリッド車のカタログ上の燃費は27km/Lを超えており、ガソリン仕様でも19km/Lをたたき出します。
名前の由来は、英語のFreedom(自由の意味)を基にした造語で、常識や慣習に捉われずに自由な発想を持って車作りを追求する、という願いで命名されました。

くつろぎを確保する室内スペースを追求した2014年モデルチェンジ

車体の大きさを変更せずに、ボディの扱いやすさを維持したまま、室内スペースをさらに広く使えるよう、ホンダの高度なパッケージング技術に磨きがかけられました。
エンジンルーム等のメカが陣取る場所を最小限に抑えて、1〜3列目のシート間の距離を90mm伸ばすことに成功し、大人6人が乗っても快適なスペースを確保しています。

ラッゲージルームも車内の広さを最大限に活用し、荷物の出し入れが容易になるように、多彩なシートアレンジが可能で、収納スペースも十分確保されており、様々なシーンで使い勝手の良さを実感できます。
大きくて、使いやすい縦にも横にも幅広いテールゲートは低い開口部の地上高と相まって、重量のある荷物の積み下ろしもラクラクです。
3列目シートは左右に跳ね上がり、さらに広くラッゲージルームが出現します。

インテリアや走行性能も進化

車内に乗り込んで真っ先に受けるイメージは、窓が広く視界に優れる点で、ボディの四隅も見通せて車体サイズがつかみやすく駐車の際に不安がなさそうだということです。
内装のクオリティも高められて、全体として落ち着きのあるシックさを強くアピールしています。
ハイブリッド車にも、EVボタンは設置されず、アクセルをゆっくり踏み込めば、最初電気で発進した後続いてエンジンが始動します。

走行時、時速50km程度の安定走行中で加速の負荷が掛からないときは、再びEV状態になりますが、頻繁に切り替わるわけではありません。
どちらかと言えばEV色を感じさせないハイブリッド車と言えます。
とは言え、エンジンの存在感は小さく、音の面でもバイブレーションの面でも最小限度に抑えられており、全体のイメージは静粛性に優れます。
低速時・高速時ともにアクセルを踏んだ時の加速の反応は、おっとりした動きで力強くはありませんが、ミニバンとしては必要十分でしょう。

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