プリウス

リッター40km以上走る低燃費が自慢のハイブリッドカー

自販連が発表した2017年1-6月期の新車乗用車販売台数ランキングで、プリウスが3半続けて首位となりました。
いまやプリウスは、ドライバーはもちろん車に関心の薄い人々の間でも名前が知られるハイブリッドカーの代名詞的存在となりました。
ガソリンが燃料のエンジンと電気モーターの併用駆動で走行可能な燃料両用の車で、トヨタが1997年に発売し、現行4代目の最新モデルはカタログ値でリッター40kmの低燃費を実現します。
地球環境問題への意識が高まる現代、プリウスはトヨタの国内販売の主力で看板車種といえます。

3代目に比べやや売れ行き低調が指摘される4代目の人気

先代はスタイルの良さに加え、販売ネットワークを武器に2009年のモデルチェンジ以来1年半以上にわたりトップの売れ行きを続けました。
それに比べれば、4代目プリウスがトップだったのはその半分の10か月だったため、やや失速したのではないかとの指摘もあります。

トヨタ系のディーラーではプリウスの売れ行きについて販売不振というイメージは持っていない様ですが、やはり3代目に比べればいきおいの無さはあるようです。
具体的な指摘としは、4代目プリウスはエクステリアデザインが、かなり先進的に映る一方、好き嫌いの好みもハッキリ分かれるという指摘です。

トヨタ車の中でニーズが分散化

トヨタ車のラインナップにもハイブリッドモデルが複数存在し、ニーズが分散化して人気がプリウスに集中しなくなったこともプリウスが絶好調とはいかない理由に挙げられます。
現在、アクアを始めカローラ、シエンタ、ヴォクシー等、トヨタ車の多くがハイブリッド仕様を揃えています。

ダウンサイジングの潮流から、ハイブリッド専用コンパクトカーのアクアに、かつてのプリウスユーザーが一部流れるなど、不利な面もあるのです。
世界的に人気となっているトヨタのSUVの「C-HR」もハイブリッドを揃えており、プリウスのライバル車となっているのです。

ガソリン価格の影響を受ける北米市場の動向

国内以外の大きな有望市場となる北アメリカでも4代目のプリウスは苦戦を強いられていると伝えられます。
近年の原油安に伴いガソリンが安値で推移していることから、燃費が自慢のコンパクトカーやハイブリッドカー等、環境に優しい車に逆風となっていることは事実ですが、その中では比較的健闘しているもののエクステリアデザインについては国内と同じ指摘があります。
アメリカではハイブリッドカーの人気は、環境に優しい面というよりは、燃料費を軽減するメリットで注目されるため、車体価格がガソリン車に比べ比較的高めに設定されたプリウスは1ガロン(4リットル)のガソリン価格が4ドルを超えるかどうかが、売れ行きの一つのラインと言われています。

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