シエンタ

トヨタの5ナンバーサイズの7人乗りミニバン

トヨタが2003年から販売する5ナンバーサイズのサブコンパクト7人乗りタイプのミニバンで、初代はガソリン車だけのラインアップでしたが、2代目にはハイブリッドカーもラインナップに加えられました。
発売時のキャッチコピーは「瞬間・楽乗り・三列」と表現されました。
名前の由来は、スペイン語で「7」の意のシエテと英語で「楽しませる」の意のエンタテインを合わせた造語です。

まさに楽に乗れる7人乗りというこの車の特徴をピッタリと言い表した言葉です。
車体のサイズは小型ですが7人乗りを実現しており、ライバル車種としてはホンダのフリード等が挙げられます。
乗り降りの利便性を考慮し、後ろの座席の両側ドアはともにスライド式が採られ、さらに一部モデルは助手席側に電動式ドアが装備され、運転席側もオプションで装備が可能となっています。
乗り込み口が低床化された平らな床は車の乗り降りをスムーズにし、また、サイドシートを格納すれば平らで広い荷室に変身するなど、様々な生活スタイルに対応できる柔軟性を持っています。

発売以来12年ぶりにフルモデルチェンジ

発売以来12年となり、2015年に初のモデルチェンジが実施され、ミニバンは四角いボックスタイプという既成概念を破り、機能性と躍動感あふれるイメージでデザインされました。
トヨタ車としては、プリウス、アクアと並び高い人気車種で販売台数ランキングでも上位に食い込む絶好調ぶりです。

このシエンタの人気の背景には、このクラスのコンパクトミニバンがホンダ・フリードなどに限られ、車種の数が少ないことが挙げられます。
近年のダウンサイジングの動きは、ミニバンクラスにも現れておりその受け皿となっているのです。
エンジンは1.5リッターの自然吸気方式とハイブリッドを搭載しています。
シエンタのサイドのシルエットは後部ほど高めに設計され、車体全体を前傾化させ、フロントの外観はヘッドライトからフォグライト・アンダーグリルへと流れる様に一体感を持って繋がるバンパーが特徴的です。

ライバル車ホンダ・フリードも2016.9にフルモデルチェンジ

2008年に発売されたシエンタのライバル車ホンダ・フリードも2016.9に8年ぶりにモデルチェンジされました。
新鮮味の高いデザインを持つシエンタに比較して、新型フリードはミニバンらしさが色濃く残り、フロント周りやサイドの外観デザインはいかにもミニバンらしく広さをアピールする印象を与えます。

視認性においては両者の違いが端的に表れ、フリードは前方視界に加え、サイドウインドウ下が低めなため、窓から後輪を確認することも可能で側方視界にも優れ、パーキングでの操作も容易です。
これに対しシエンタは、前方視界は良好なモノの、サイドウインドウ下が高めで側方視界にやや難点があり、身長なども考慮に入れたチョイスが必要です。
内装面でも、新型シエンタはフリードと比較するとオリジナリティを強く主張しています。
ただシエンタの計器類はやや位置が高く小柄なドライバーには圧迫感を与えてしまうようです。

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