タント

ダイハツのフラッグシップの一翼を担う

タントは2003年に1代目が発売され、2007年に2代目が、さらに2013年に3代目が発表された、ダイハツの軽トールワゴンタイプの乗用車です。
育児中の家族をメインターゲットに幅広く人気を集める軽で、同社の基幹車種の一つです。
軽自動車とは思えない、広くて使い易い室内スペースと、リッター28kmという低燃費も大きな魅力です。

2016.11に3代目の現行モデルがマイナーチェンジされ全国一斉に発売されました。
このマイナーチェンジにおいては、同社オリジナルの事故回避支援装置「スマートアシスト3」が初めて装備される等、安全性を高めつつ、使いやすさに重点をおいて改善されました。
スマートアシストは、対車両・対歩行者の衝突警報や衝突回避サポートブレーキにくわえ、前・後方への誤発進抑制制御など、ドライブ中の「ヒヤリ」とする場面で事故発生を未然に防ぎます。

安全性能に関しては、スマートアシスト以外にも、後部に2か所センサーを装備し、視認し難い後方の障害物を感知し、電子音でドライバーに危険を伝える「コーナーセンサー」が搭載されています。
使いやすさに関しては、フルに開いてセンターピラーの無いミラクルオープンドアで、外出先で眠ってしまった子供も抱いたまま車内に乗せられたり、雨の日には傘をさしたままでも乗り込めたりと乗り降りも楽々です。

タントの評判

子育て世代に高い支持を受ける一方、タントに関する残念な評価は、「発進時の加速力不足」「コスパが劣る」「アイドリングストップ機能(エコアイドル)がドライブ時のジャマ」という点に集中します。
「大きなボディで後部シートも広々」が大きなウリのタントですが、ボディが大きいが故の宿命として、発進時の加速でもたつくという声は多く聞きます。
快適な走行性能を優先するか、広い室内スペースと乗降の良さを優先するかというチョイスとなるのでしょう。

ホンダ「N-BOX」が強力なライバルの軽トールワゴンクラス

元々この数年間の販売ランキングで上位争いを繰り広げてきたタントとホンダ「N-BOX」との競合関係は熾烈を極めてきたと言われます。
両者のベースとなるモデルの高さは全高170~180cmでスーパーハイトワゴンとのジャンル分けがされるクラスです。

以前、圧倒的人気で国民的な支持を集めた「ワゴンR」や「ムーヴ」等よりもさらに天井高があり、広い室内スペースを確保しており、ドル箱のクラスとされます。
2016.3までの1年間の販売実績を見ると、N-BOXが17万台強で軽自動車部門1位、タントが15万台強で同2位とトップ争いを繰り広げています。

しかし、ホンダ「N-BOX」が常に優位に立っているわけではなく、2016年1~6月では1~2月はタントが首位に立つなど両者の販売台数は競い合ってきました。
2016年後半以降やや売れ行きに低下傾向が見られ、早期のモデルチェンジが期待されます。

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